肝臓のはなし
■肝臓って?
肝臓は体で一番大きな臓器。
成人男性で約1,500g、成人女性で約1,200g位あります。場所はお腹の右の方、胃の下にあります。
肝臓は解毒作用のある臓器です。有害物質を分解・合成し、無毒化します。
この有害なものとは「お薬」や「アルコール」などです。
…ここまで読んだあなたのハテナ?にお答え。
お薬が毒だと言うと「えっ?」と思われるかもしれませんね。
例えば風邪薬。これは、まぁ言うなれば「風邪の毒をもっと強い毒で殺す」ということなので、当然ながらこれも体の負担になります。またアトピーなどで抗アレルギー剤などを長期利用している方で肝臓が悪くなる方も多数いらっしゃいます。(薬物性肝炎といわれるものです)
お酒は…飲み過ぎが体に悪いことはもう常識ですね。
■こんな症状は要チェック! いたわりサインです
★こむら返ししやすい
肝臓はミネラル・ビタミンの代謝にも大きく関与していますが、この機能が低下する為こむら返しを起こしやすくなることがあります。
★月経異常
肝臓のホルモン処理能力の減少により月経異常を起こすことがあります。
★手掌紅斑
手のひらの親指と小指の付け根の膨らんだ部分がピンクがかったきれいな赤色になります。手のひらの真ん中の方は赤くなりません。女性ホルモンのエストロゲンの肝臓での処理に障害が出ることに関与していて、エストロゲンの末梢血管拡張作用による症状です。
★その他 : ガスが溜り腹部が張る・体がだるい…など
■沈黙の臓器
肝臓はほかの臓器に比べて非常にタフに出来ているように思われますが、これは肝臓の再生能力が強いため。本当はどちらかというと、知覚神経が内部にきていないため感覚が鈍く、黙って重労働に耐えて働くため、少し異常があっても気づかないことが多いのです。
だから、肝臓はよく『沈黙の臓器』といわれます。知ってました?
「体がだるい」という症状は肝臓の病気に限らず風邪をひいて熱がでたり、仕事で疲れた時にもよくある症状なので、他の疾病と紛らわしく区別しにくいです。
またすでに書いたとおり、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、ダメージを受けていても寡黙に働き続けます。だから自覚できる症状が出にくいということも特徴。
ですから「ただの風邪だ」 とか「ちょっと仕事頑張りすぎたかな」 というときには、ご自分でいたわってあげることが大事です。
「まだまだ大丈夫」という考えがあまいのです!!
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