ビタミンB6(VB6)

ビタミンB6はタンパク質の代謝に中心となって働いています。また、タンパク質を糖質や脂質にしたり、その逆の作用にも働いています。ビタミンB6は免疫を正常化する働きがあるので、アレルギーの治療に抗ヒスタミン剤とともに使われるほか、利尿作用、解毒作用もあります。脂質の働きにも関係があり、脂肪分をたくさん食べるとビタミンB6が消費されて不足し、これが続くと脂肪肝、肝硬変、コレステロール血症、動脈硬化症になることがあります。ことにアルコール中毒者はビタミンB6が欠乏しやすいです。糖尿病ではインシュリンの分泌を良くするためにビタミンB6が必要です。

さらに、つわりの原因の1つがビタミンB6不足と考えられており、つわりがひどい場合だけではなく、妊娠中は通常の6倍のビタミンB6が必要ともいわれています。

ビタミンB群は相互に関係しあって働いています。B6は、特にビタミンB2ナイアシンと関係があり、B2の欠乏はB6の欠乏を、B6の欠乏はナイアシンの欠乏につながります。

【ビタミンB6(VB6)を多く含む食品】
1日の推奨栄養所要量 1.1~1.3mg

1.3mgを摂取するには・・・・・

  • にんにく  77g(大約1個)
  • ぎんなん  80g(50粒)
  • 鶏肉(胸肉)  123g
  • まぐろ(刺身)  153g(13~14切れ)
  •   203g(切り身約2切れ)
  •   241g(切り身約2切れ)

効能

  • 月経前の症状、だるさや頭痛などを改善
  • アレルギーに対する免疫力をアップさせる
  • 口内炎、肌荒れ、結膜炎を予防する
  • タンパク質や脂質の代謝をスムーズにする
  • 神経の働きを安定させる

【欠乏症】ビタミンB6(VB6)が不足すると・・・・・

  • 肌荒れ、脂漏性湿疹
  • つわり、妊娠中毒症を助長
  • 脂肪肝、肝硬変、動脈硬化
  • 貧血
  • 口内炎、口唇炎
  • けいれん
  • 神経障害、神経衰弱

【過剰症】ビタミンB6(VB6)をとりすぎると・・・・・

B6は多めにとっても害はほとんどない。

必須ミネラル16種

[マクロ元素]

ナトリウム(Na)
マグネシウム(Mg)
リン(P)
硫黄(S)
塩素(Cl)
カリウム(K)
カルシウム(Ca)
[微量元素]
クロム(Cr)
マンガン(Mn)
鉄(Fe)
コバルト(Co)
銅(Cu)
亜鉛(Zn)
セレン(Se)
モリブデン(Mo)
ヨウ素(I)

ビタミン13種+新ビタミン1種

ビタミンA(VA)
[ビタミンB群]
ビタミンB1(VB1)
ビタミンB2(VB2)
ビタミンB6(VB6)
ビタミンB12(VB12)
ナイアシン(niacin)
パントテン酸(pantothenicacid)
ビオチン(biotin)
葉酸(folicacid)
ビタミンC(VC)
ビタミンD(VD)
ビタミンE(VE)
ビタミンK(VK)
ビタミンPQQ(PQQ)

:脂溶性
とりすぎると過剰症になるものあり
:水溶性
とりすぎても体外に排出されるので過剰症の心配はない