女性に多い、骨粗しょう症、その理由は?
どうして女性のほうが骨粗しょう症になってしまう方が多いのでしょうか?
これは、そもそも男女の体格の違いが大きな理由です。
男性のほうが、身長も体つきも大きく、女性は小さい傾向があるため、それを支えている骨の大きさ、つまり、そもそもの骨量に違いがあるのです。
さらに女性は、閉経後の女性ホルモンの変化によって急激に骨密度が減り、同年代の男性と比べると早く骨密度が低くなってしまうと言われています。
今回は、更年期と骨密度の関係に注目しつつ、ともに学んでまいりましょう。
女性は更年期から、骨粗鬆症のリスクが上がる
前述したように、閉経後の女性ホルモンの変化により急激に骨密度が減ることに加えて、カルシウムの吸収と骨の形成に大切なビタミンDの量も低下します。
また、若い頃と比べて食事量や運動量が減るなど、日頃の生活の変化も関係します。
食事を減らすダイエットによる栄養不足も骨粗しょう症の原因といわれます。
美容に気を遣う女性は多いですが、将来の骨の健康を考えると極端なダイエットは禁物です。
骨粗しょう症を予防する食生活とは?
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKを積極的に、バランス良くとりましょう。
これらは組み合わせて摂ることで骨の形成を促し骨量(骨密度)の維持やケアが期待できます。
多く含まれる食品も、あわせて確認してみましょう。
●カルシウム…骨の主な構成成分になる
しらす、ししゃも等の魚介類、小松菜、ひじき、いりごま、豆腐、牛乳、桜えびなど
●ビタミンD…カルシウムの吸収を助ける
鮭やサンマ、ブリなどの魚類、干しシイタケ、エリンギなどのきのこ類、卵
●ビタミンK…カルシウムが骨に定着するのを助ける
納豆、わかめ、ブロッコリー、海苔、ほうれん草など
関節に多く存在するコラーゲン、グルコサミンも意識しよう
40歳を過ぎると、骨を滑らかに動かす軟骨づくりに役立つ「グルコサミン」と強い骨作りに欠かせない栄養「コラーゲン」が減少しやすくなるといわれます。
積極的にとりたいですが、コラーゲンを含む食材は高カロリーなものが多く、グルコサミンはエビやカニなどの甲殻類の殻、フカヒレやナマコなど日常で食べることが少ない食材に含まれているので、普段の食生活で十分に補うことは難しいもの。
食材からは摂りにくいコラーゲンとグルコサミンは、サプリメントで効率的に補うのがおすすめです。
健康な骨で、更年期もイキイキ過ごそう!
年齢と共におこる体の変化は自然な事です。
しかし、もろくなる骨をそのままにして健康に不安な生活を送るよりも、強く丈夫な骨でイキイキと生活できるほうが、いいのではないでしょうか!
漢方の老舗として、調子が悪いな…と感じたら、まずは食生活の改善をはかり、体が楽になってきたら運動を足すなど、自力でナチュラルに改善する努力から始めてほしいと、強く思っています。
食事や運動に気を配ることで丈夫な骨づくりはケアできます。
体を動かし、骨に刺激を与えるほど、骨の生まれ変わりが活発になるとも言われます。
短い時間でも散歩したり、室内で動くなど、無理なく体を動かすことから始めても良いですね。
楽しく健康ケアを取り入れることは気分転換にもなります。
「今日がこれからの人生の一番若い日」ですから、今からでも遅くはありません。
ぜひ私達と共に、できることから、始めてみましょう。
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