冬の冷え対策 腎を養う
寒さが厳しくなる冬は、体の冷えが気になる季節です。
特に更年期を迎えた男女は、ホルモンバランスの変化や血流の低下により、手足や腰、下半身の冷えを感じやすくなります。
東洋医学では、冬は「腎」を養うことが大切な季節とされます。
「腎」とは体の生命力のもとを支え、骨や歯、耳、腰、足腰の力や、水分代謝に関わり、体の“エネルギーの源”や“バッテリー”のような存在です。
分かりやすく言えば、腎を養う=「体の元気のもとを大切にして、冬を乗り切る力を養う」ことです。
今回は、冷えや腎を養うための生活習慣や食事、簡単に取り入れられる工夫をご紹介します。
冬に冷えやすい部位とその影響
更年期世代は以下の部分が特に冷えやすくなります。
腰・下腹部:血流が滞りやすく、腰痛や疲れやすさの原因に
手足:末端の血流低下で、冷えやしびれを感じやすい
膝や関節:冷えにより動きが鈍くなり、関節痛を感じることも
冷えが慢性的になると、体の代謝や免疫力の低下にもつながります。
冬は体を温め、腎を養う生活を意識することで健康維持に努めることが大切です。
冬におすすめの腎を養う生活習慣
1 体を温める工夫
腰まわり・下半身を温める:腹巻やレッグウォーマー、厚手の靴下で血流を促す
ぬるめのお風呂にゆっくり入る:お湯の温度は38〜40℃くらいが目安
軽い運動で血流を改善:ラジオ体操、足上げ、かかと上げなど無理のない動き
特に腰やお腹を温めることで、冷えによる疲れやだるさを防ぐ効果があります。
2 食事で腎を養う
東洋医学では、腎を補う食材を冬に取り入れることが推奨されています。
黒ごま:ミネラル豊富で血流や腎の働きをサポート
山芋・長芋:消化吸収が良く、体を温める
蜂の子:アミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富で、体をしっかりサポートする昔ながらの養生食
ナッツ類や豆類:良質なタンパク質と脂質で体を内側から温める
簡単な工夫として、朝食やおやつに黒ごま入りヨーグルト、蜂の子の甘露煮、山芋のとろろなどを取り入れるのもおすすめです。

3 睡眠・休養で腎をいたわる
冬は自然界も休息の季節です。
腎を養うためには、体を無理に動かさず、しっかり休むことも大切です。
・就寝前は温かい飲み物で体を温める
・夜更かしを避け、規則正しい生活リズムを意識する
・眠る前のスマホやPC使用は控え、リラックスした環境を作る
これらはスムーズな就寝をサポートするだけでなく、質の高い睡眠にも繋がります。
更年期はホルモンバランスの変化でスムーズに寝つけないこともありますが、少しずつ整えていく意識で取り入れてみましょう。

まとめ
冬の腎養生を取り入れやすくするポイントは
・重ね着や腹巻で下半身を冷やさない
・ぬるめの湯船で血流を良くする
・簡単なストレッチやラジオ体操で体を温める
・腎を養う食材を毎日の食事に1〜2品加える
・無理せず休む、早めに眠ることを意識する
こうした小さな習慣を積み重ねることで、体のエネルギーを守り、冬の冷えや疲れを和らげることができます。
冬は、冷えやホルモンの変化によって体調が揺らぎやすい季節です。
東洋医学の考え方では、体のエネルギーのもとである「腎」を養うことが、健康を守るための基本になります。
日常の工夫で、体の元気を守り、冬を快適に過ごす力を養うことができます。
男性・女性問わず、どなたでも取り入れやすい養生法ですので、ぜひ参考にしてください。
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参考
https://www.adachi-hospital.com/menopause/
https://kampomedia.kampolab.com/therapies/chinese-medicine/huyuyoujyouhou/
https://okc-kampo.jp/hormone-balance0026/
https://www.bee-lab.jp/product/hatinoko_1.html
