<更年期とアルコール>
体の負担をへらしつつ楽しむためのポイント
食事の時間を楽しくしてくれたり、気分転換になったりと、お酒は日常の中で身近な存在です。
一方で、更年期を迎える頃になると「以前より酔いやすくなった」「翌日に疲れが残る」と感じることも増えてきます。
これは、年齢やホルモンバランスの変化によって、体のアルコールの処理能力や代謝が変わってくるためです。
男性・女性どちらにも起こる変化であり、お酒との付き合い方を見直すタイミングともいえます。
今回は、更年期世代が無理なくお酒を楽しむためのポイントをご紹介します。
更年期とお酒の関係
① 体の変化で「酔い方」が変わる
更年期になると、女性はエストロゲン、男性はテストステロンの変化により、体の水分量や代謝が変わります。その影響で、
・少量でも酔いやすくなる
・アルコールの分解に時間がかかる
・翌日に疲れやだるさが残りやすい
といった変化を感じることがあります。
② 睡眠や体調への影響
お酒は一時的にリラックス効果を感じやすい一方で、飲みすぎると睡眠の質を下げてしまうことがあります。
・夜中に目が覚めやすくなる
・眠りが浅くなる
・朝の疲労感が残る
といった状態は、更年期の不調と重なりやすいため注意が必要です。

健康的に楽しもう ~ポイント編~
① 「量」を意識する
無理に我慢する必要はありませんが、量を意識することが大切です。
・ビール中瓶1本程度
・ワインならグラス1~2杯
など、「少し物足りないくらい」で止めるのが体にやさしい飲み方です。
② 空腹で飲まない
空腹でお酒を飲むと、アルコールの吸収が早くなり、酔いやすくなります。
・食事と一緒に飲む
・最初に軽く何か口に入れる
これだけでも、体への負担をやわらげることができます。
③ 水分をしっかりとる
アルコールには利尿作用があり、体の水分が失われやすくなります。
・お酒と一緒に、水やお茶をこまめに飲む
・1杯飲むごとに水を挟む
などの工夫がおすすめです。
④休肝日をつくる
毎日飲む習慣がある方は、週に2日程度「飲まない日」を作ることで、肝臓を休ませることができます。体の回復力を保つためにも、メリハリのある飲み方を意識しましょう。
食事でお酒の負担をやわらげる ~栄養編~
*たんぱく質
アルコールの分解を助けるために、たんぱく質は重要です。魚、肉、豆腐、卵などを一緒に摂ることで、体への負担を軽減できます。
*ビタミンB群
アルコールの代謝にはビタミンB群が関わっています。豚肉、納豆、玄米などを意識して取り入れましょう。
*抗酸化栄養素
アルコール摂取により体内で発生する負担をやわらげるために、野菜や果物、ナッツ類などもバランスよく取り入れることが大切です。おつまみで摂るときには、塩分に注意しながらとるとよいでしょう。

お酒と上手に付き合うために
更年期は、体の変化に気づきやすい時期です。
これまでと同じ飲み方を続けるのではなく、「今の自分の体に合った付き合い方」を見つけることが大切です。
・無理に飲まない
・体調に合わせて量を調整する
・翌日に疲れが残るときは控える
こうした意識を持つことで、お酒との関係もより心地よいものになります。
まとめ
更年期世代にとって、お酒は楽しみの一つでありながら、体調に影響を与えやすい存在でもあります。
・飲む量を意識する
・食事と一緒に楽しむ
・水分をしっかりとる
・休肝日を設ける
こうした基本を押さえて、また同時に栄養面も気づかうことで、体への負担を減らしながら、お酒を楽しむことができます。
無理なく、自分に合ったペースで付き合うことで、これからの健康を守っていきましょう!
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参考
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-001.html
https://www.nibiohn.go.jp/
https://www.jsaap.jp/
https://sndj-web.jp/news/002633.php
https://e-nemuri.eisai.jp/article/alcohol-dependent/
https://www.sapporoholdings.jp/sustainability/alcohol/health-02.html
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/38_futsukayoi/index3.html
https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/study/sports_nutrition/tabid/1488/Default.aspx
https://www.ejim.mhlw.go.jp/public/overseas/c02/02.html
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001211974.pdf
