若い頃は低かったのに… 血圧の乱高下に注意が必要な、更年期の血圧ケア

女性の場合「閉経の前後、あしかけ10年くらい」は更年期といわれ、この時期、血圧のコントロールがしにくくなることがあります。

原因は女性ホルモンが急激に減るために、体調の変化が起きやすいことです。

特に、自律神経の働きが乱れやすいので一般的に言われる高血圧(常に血圧が高い状態)とは違って、大きく乱れる「乱高下」をしやすいという特徴があります。

この、血圧の「乱高下」というのは、体の疲れやストレスによって、急激に高くなったり逆に急に低くなるなど、安定せず大きく変動する状態をいいます。

更年期を過ぎると共に、次第に落ち着いていくと言われていますが、

そのため「更年期だから…」と見過ごさず、血圧を観察して、ご自身の状態を把握したり、ケアすることが大切です。

寒い時期は、なぜ血圧に注意が必要?

冬は高血圧やヒートショックを起こしやすいので、とくに血圧の変化に注意が必要です。

なぜかというと、夏に比べると、寒い冬はあまり「喉が乾く」と感じることがなく、無意識に水分不足になりがちだからです。

そうなると体内の血液濃度が濃くなってしまいドロドロ状態になることも。

この状態が、高血圧の原因になり、血管が詰まりやすくなったり、脳卒中心筋梗塞の発症につながります。

予防のために、冬場も水分補給を常に意識しましょう!

更年期の血圧の乱高下をケアするには?

心身のストレスを減らし、リラックスできる環境を用意したり、調整をすることも大切です。

比較的、ふだんの生活の中で取り組みやすいことをあげてみました。

ほかにも、自分に合うストレス解消方法を探ってみるのもよいと思います。

①ハーブティーなどを飲んでリラックスしながら、体を温める

②冬は脱衣所を暖房器具で温めるなど、室内の気温差を減らす

③何も考えない時間を、心がけてとる

④休日は友人と話してリフレッシュする

⑤カラオケなどで、大きな声で歌う

自律神経を整えるオススメの栄養や食事は?

①GABA(ギャバ)

→玄米・納豆・キムチ・かぼちゃなど
GABAは、リラックス効果を促し、自律神経を整える働きがあります。
肉中心の食生活の人は、不足しやすいので野菜や漬物類を多めに摂るようにしましょう。

食品に含まれる量は少なく、一食でわずか数mg程度しか摂取できないので、
GABAを濃縮しているサプリメントや機能性表示食品を活用することがおすすめです。

②タンパク質

→肉・魚・大豆など

タンパク質も、自律神経を整えてくれる成分の一つです。
特に肉・魚介類などはタンパク質が豊富で、必須アミノ酸がバランスよく含まれています。
体の組織を作る大切なエネルギー源でもあるので、積極的に摂りましょう。

③ビタミンC

→ブロッコリー・キウイフルーツ・赤パプリカなど

実は、エネルギーの消費を行う際にビタミンCはどんどん消耗されます。

特に心身にストレスがかかると消耗しやすいうえ、体内でビタミンCが不足気味だと、傷が治りにくくなったり、疲れやすくなってしまいます。

ビタミンCは体内で合成できない栄養素なので、食事でしっかりと補いましょう。

自律神経を整えるため、控えめにしたほうがよい成分は?

■カフェイン

→コーヒー・玉露・ウーロン茶・煎茶・紅茶など

カフェインは神経を興奮させる働きがあり、とりすぎると心拍数の増加や、不眠の原因につながります。

時間も意識して「カフェインをとるのは明るい時間まで」など、心がけて調整するほうがよいでしょう。

■アルコール

→ビール・ワイン・日本酒・ウイスキーなど

皆さんもお酒を飲んだあと、夜中に目がさめたことがあるのではないでしょうか?

アルコールは、一時的に身体をリラックスさせたり、寝つきをよくする働きもありますが、

睡眠の質が悪化し、逆に疲れがたまりやすくなってしまうため、とくに更年期のアルコールはなるべく控えめにするほうがよいと考えています。

*まとめ*

食生活や、1日の生活スタイルを見直す事で、血圧の波もおだやかになります。

ケアととらえると困難なように感じられるかもしれませんが、「定期的な習慣」になれば、今だけでなく将来の健康にも、花を咲かせることでしょう。

ぜひ私達と共にこころがけていただき、更年期から先の人生をすこやかに過ごしてまいりましょう。

◆福岡で230年超の歴史  漢方の老舗うらべ◆

※漢方の老舗うらべ 公式サイト うらべのうらら  無断転載は禁じます

関連記事

0120844300
TOP